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No.1登戸診療所 院長 飯田茂先生

shinsui.net

はじめまして、飯田茂と申します。
わたしは、医師として日頃働いております。
専門は精神医学で、今年で30年を超えました。
臨床医として毎日患者さんを診察し、お話しをうかがい一緒に生活を考えております。
先日、患者様のHさんが外来にいらっしゃいました。
20歳頃 統合失調症と診断され治療を受けています。
30年前には大学病院のデイケアに通われており、人と接すること、仕事をするなど社会活動することの大切さを担当のA看護婦さんから教えられ、その教えを守り今日まで作業所に通っています。
50歳を超えて、首が痛い、肩が痛いなど体は年を取りましたが気持はかわりません。
「働いているといいことがあります。朝、家から出かけるところがあります。自分にとって居場所があります。仲間がいますし、所長さんが良い人です。夕方家に戻ってもお母さんが優しい。お正月に親戚にあうときも胸を張ってあいさつができます。」と話されました。
こつこつと働く事でいろいろないいことがあり生活が充実していきます。
そんな話を患者さんから聞きながらこつこつと臨床医としてはたらいていくつもりです。
よろしくお願いします。

死を学ぶ

No.2医療法人社団 曙光会
   理事長 及川信哉先生
http://www.shokoukai.com

みなさん、はじまめして。

私は日々内科医として外来や訪問診療を行っています。訪問診療は1998年から取り組んでいますので、早いもので来年二十年を迎えることとなります。当時は介護保険が施行される前であり、在宅医療に取り組んでいるクリニックが少なかったため、全てが手探りの状態で始めたことが懐かしく思い出されます。

 

今まで多くの患者さんの自宅や施設での看取りに関わってきましたが、看取りのケアで難しいのは、患者さんや家族の死の受容をどのようにサポートできるか、ということだと考えています。訪問診療は通常の外来や入院の診療と異なる点が多く、その人の人生観や価値観を踏まえた関わりがより求められていると感じています。

 

多くの人にとって、いつも「死」は突然です。概念的に「死」を捉えている人がいたとしても、それが現実のものとして生々しく目の前にあらわれると、多くの人は動揺して混乱してしまうことがほとんどです。しかも、日々状態は進行していき、時間をかけて受容していく過程を待ってはくれません。

 

人生を

振り返る旅

会員ページ

そのような状況の中で、私たち訪問診療医が行わなければいけないことは、患者さんの肉体的苦痛を緩和するだけでなく、患者さんや家族の死に対する精神的苦痛を和らげることだと思っています。しかし、それはとても難しいことだということも実感しています。

ラテン語で「メメント・モリ」という言葉があります。直訳すると「死を思え(いつか自分が必ず死ぬことを忘れるな)」という意味なのですが、今の日本において、日々の日常の生活の中で「死」について考えている人は、ほとんどいません。多くの人は「生きている」のが当たり前であり、「死ぬことはない」と心の底から思っています。

しかし、「死」は私たちの目の前に突然姿を現しますし、いつか全員が辿り着く場所です。今まで「死」から逃れられた人はいませんし、どんなに医療技術が進歩したとしても、これからもおそらくそうでしょう。必ず起こりうる将来の出来事を見ないふりをして、私たちは本当の人生を歩むことはできるのでしょうか?自分には無縁のものと思い込んでいたものが、突然目の前に現れた時、それと向かい合い、そして受け止める時間的余裕は、それほど残されていません。

もともと「死を思え(メメント・モリ)」という言葉は「今を楽しめ」という言葉と一緒に使われていたようです。

 

「今を楽しもう、十分に生を味わおう、我々は必ず死ぬのだから」

 

生と死はいつも隣り合わせになっています。死と向かい合うことは、生と向かい合うことと同じです。死をしっかり見つめなければ、結局生そのものを見ることもできないのです。最期の時をしっかりと生きている患者さんの多くは、死をしっかりと見つめていた人であったということを、私は訪問診療を通じて多く経験させて頂きました。

No.3 株式会社セレモニー
常務取締役 営業部長 秋野圭崇様
https://www.ceremo.jp/

赤ちゃんは「手」を握って産まれてきます。

その手には「希望」や「未来」を手放さないように握っていますが、

人は亡くなるとどうなるか知ってますか?

「手」は開いているんです。握って亡くなる方に、私はお会いしたことはありません。

それは、「希望」や「未来」を次の世代に託すからではないでしょうか?

お葬式の時に手を合わせますが、みずをすくう様に手を合わせて下さい。

その手には亡き人の想いを感じ取ることができるかもしれません。

 

簡素化する「お葬式」ですが、無くしてはいけない大切な儀式だと思っています。

あなたの「手」にはなにがありますか?

是非一度立ち止まって考えてみてください。

「死」を考えることは「生きる」ことを考えることです。

葬儀社という立場から、前向きな人生を考えられるようなコミュニティを目指したいと思います。

医療従事者や介護スタッフ様とは違う「死」のとらえ方を、

one-lifeを通して発信できれば少しは「生や死」と向き合えるお手伝いが出来るかもしれません。

まだまだ若輩ですが宜しくお願い申し上げます。

 

また、医療従事者や介護スタッフ様のエンゼルケアの学習会や

一般の方向けの葬儀学習会、エンディングノートのセミナーなど

無料で行っておりますのでお気軽にお声かけください。

 

◆◇紹介◇◆ 

秋野圭崇(あきの よしたか)

大学病院で栄養士として勤務、その後投資マンションの営業をしますがリーマンショクで退職し現職。

終活や施設向けのセミナーなど、年間30講演をこなし一都三県で活動しています。

家では三人の子供のパパとして奮闘中です。

No.4 公益社団法人

認知症の人と家族の会

東京都支部代表  大野 教子様
http://aaj-tokyo.txt-nifty.com/

ご存知かとは思いますが、改めて私どもの会活動についてご紹介いたします。

「公益社団法人 認知症の人と家族の会」は、認知症がまだ痴呆症と呼ばれていた1980年、京都に本部が設立されました(東京都支部も同年9月に設立)。現在は47都道府県に支部があり(会員数:約12000名)、世話人と呼ばれる無償ボランティアスタッフが中心となって「電話相談」「会員のつどい」「会報・支部報」を活動の3本柱として、認知症の人と介護家族を支えるとともに、認知症の正しい理解を広める活動を地道にコツコツと続けてまいりました。また、「認知症になっても安心して暮らせる社会の実現」や「介護の社会化」を願い、様々な提言や要望書も提出してきました。2016年6月には「2015介護保険改定についての当事者の声」、8月には「認知症の人も家族も安心して暮らせるための要望書」を提出しています。これらは本部HPに掲載されていますので、ぜひご覧ください。

東京都支部でも昨年8月に会員対象のアンケート調査を実施し、その結果をまとめ、『「認知症の人と家族の思い」についての調査報告書』を作成いたしました。統計だけでなく自由記述もたくさん掲載されています。関心のある方は、支部事務所までお問い合わせください。

東京都支部の世話人は現在13名。女性11名、男性2名で平均年齢が67,9歳の「女性優位の高齢者集団」ではありますが、事務所の中は笑い声が絶えません。介護をしたこと、していることも自分の人生の1ページ。その経験を基に、それぞれが「なくてはならない存在」として持てる力を出し合って活動しています。

いろいろな方々のご助力をいただきながら、活動を続けていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

 

No.5 子母口みどり薬局

代表取締役・管理薬剤師 高橋義紀様http://www.otodoke-midori.com

こんにちは。子母口みどり薬局です。
みなさんは、医療機関に対してどのようなイメージをもたれているでしょうか。
病院は病気になったら行くところ、病気の経過を見るために検査を受けるところ、薬局は病院の薬をもらい、薬についての相談をするところといったところでしょうか。
 私が薬局の仕事を通して感じることは、来てくれる患者様に少しでも心身共に「健康」になってほしいと言う事でした。薬のことについての説明をする中で、食生活や運動習慣、生活や人間関係の悩み、ストレス等の健康に関する様々な問題が見えてくることがあり、時によりそういった問題が、病気にも深く関わっていると思うことがありました。また医療機関は病気になってから来ることが多く、すでに症状の進んでしまっている方にはもっと早く病気が見つかっていればと感じることもあります。
 私がOne-Lifeを通じてお伝えしたいことは、病気の人もそうでない人も色々な形の健康を目指してほしいということです。
健康な方は今ある健康を活かして様々な健康に良いことに取り組んでいただく、病気の方も身体の健康だけでなく、心の健康に役立つ活動をしていくことで、その人だけの健康を目指してほしいと思っています。
 薬は健康の一部として、One-Lifeを通じて自分に合ったより良い「健康」
を見つけていけるよう、お役に立てればなによりです。

No.6 メディカルアロマスクール

代表講師 平林 えり様http://ameblo.jp/iyashiflower/entry-11825975805.html

みなさん、はじめまして。
埼玉でメディカルアロマスクールの代表講師をしている平林えりと申します。
アロマテラピーに関わり始めて、約4年が経ちますが、私がアロマテラピーを学ぼうと思ったきっかけは、自分の体調不良でした。
頭痛、めまい、動悸、吐き気。毎日繰り返す色んな不調に悩み、何か生きづらさを感じる日々が続いていた時に、1本のオレンジオイルの香りに出会い、アロマテラピーの勉強を始めました。
たかが香り、されど香りで、香りは脳へとダイレクトに働きかけます。嫌だな〜イライラするな〜と思う事があっても、好きな香りを嗅ぐだけで、自然と心が軟化する感覚があります。
また、緊張してドキドキしてしまったり、体に力が入ってしまう時には、香りを嗅ぐ事で、高ぶった気持ちを落ち着けてくれたりするんです。
アロマは私にとって困った時のお守りになってくれる大切な存在です。
世の中はとても便利な時代になってきていますが、逆にコミニケーションがうまく取りづらくなってしまったり、同時に様々な不調を抱えたりする人が増えています。
また、バリバリ働く女性も増えていて、不調を抱えていなくても、働きすぎやストレスフルの、病気予備軍の方も増えています。
何か生きづらいと感じてしまう前に、早めのアロマテラピーでのケアをお勧めしております。
本来の自分と向き合い、生きる大切さを教えてくれるアロマテラピー。
私の経験がどなたかのお役に立てれば幸いです!

No.7 キットカンパニー株式会社 丸の内相談室 室長 佐藤 吉史様http://kitcompany.jp/

みなさま、こんにちは。
onelife介護コミュニティでもお世話になっております、
キットカンパニーの佐藤と申します。
初めての方も多いかと思ますので簡単に自己紹介をさせていただきます。
出身地は宮城県の南部で、野球で有名な仙台育英学園、東北福祉大学を卒業しましたが、野球は小学生以降やっておりません。
家族は妻、小学校1年生と幼稚園年少の娘2人の4人家族です。
健康な身体を手に入れるため日々ダイエットのことを考えていますがなかなか実行に移せない今日この頃です。

私は現在、老人ホームやグループホームなど高齢者のお住まいをご案内している相談室の相談員をしております。
介護保険が始まって間もない2003年からですので約14年この相談業務を行っており、関東圏1都3県を中心に約2,500の施設をご案内しております。
退院後の受け入れ先、在宅困難な方、自宅を改修する間の受け入れ、お盆・正月の短期利用など様々なご相談をいただきご案内をさせていただいております。

いただきましたご相談は一件一件ご希望条件を伺いながら丁寧に対応をさせていただいております。
ご自宅での訪問相談、ホームの見学案内・同行、入居時のご送迎なども全てさせていただきます。

最近のご相談で多くなってきているのが、入居を検討しているご本人からの相談が増えたことです。
ご自分で探される理由としては、子供にとにかく迷惑をかけたくない。
自分が納得する終の棲家を自分で決めたい。というご意見が多くあります。
今現在のお身体状況でお探しになるのではなく5年後10年後のお身体状況も見据えて一緒に探させていただいております。
今はお元気なうちからご入居ができ、旅行や外食、ホームでコンサートを開催するところが
あったり、専門的なリハビリができるためご入居後に驚異的な回復をしてご自宅にお戻りになったという方もいらっしゃいます。

一昔前は老人ホーム=姥捨て山とよく言われていましたが今は質の高いホームが多くなってきております。
この場をお借りしてホームを選ぶ際のポイント(大枠)を簡単にお伝えいたします

 

・スタッフの雰囲気(しっかりと挨拶ができているか、入居さんに対する言葉使いは適切か)
・入居者さんの表情(イキイキした表情の方がたくさんいるか)
・ホームのにおいはどうか
・廊下やお風呂場の掃除や整理整頓はできている
・運営会社はしっかりしているか

 

等になります。
終の棲家となるところですので、安心した生活でホッとできるホーム探しをお手伝いしております。
また、onelife介護コミュニティでは様々なシニアライフをサポートしております。
後見人ことや、最近メディアでも取り上げているセルフネグレクトについてなど、どんなご相談でもお受けしておりますのでいつでもご相談ください。

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